校長の樋口です。
個人的にテレビってあまりみたいと思わないんですけど、
昨日、観入った番組がありました。
それは、林修先生が出ていた番組。
高学歴ニートの人たちへの特別授業だったような気がするけど、
それが、いろんな意味で響いたので。
自分の考えも踏まえて残しておこう、と。
私たち人間の願望って、
環境、状況、外部の状況によって変わる。
情報、状況で変化するものである。
「自分の考えはこうです」
って、みんな結構変わってないだろうか(笑)
テレビや、SNSの情報が、
自分の中に内部化されて、
自分の意見や考えに刷り込まれていないだろうか。
情報に踊らされてないだろうか。
私も専門学校で学生たちを相手にしたり、
教育の仕事に携わり、
「自分がやりたいことをする」
「自分がやりたくないことはしない」
ということを耳にすることがある。
その度にちょっと胸がザワつくことがる。
仕事を選ぶ際にも、
「自分のやりたいことを仕事にする」
これってすごく理想的で
できることなら幸せなことだと思うけど、
その選択ができる人は約20%くらいの人らしく。
そこで、
何を選択基準にするか。
自分が「できること」「できないこと」で判断するのか。
自分が「やりたいこと」「やりたくないこと」で判断するのか。
理想は①の場所ですよね。
若いうちは「自分のやりたいことをやる」
それで良いと思うけど、
見切りをつける時期はあるんじゃないだろうか。
プロとして、
いくら夢を持って自分のやりたいことに邁進してても、
結果が出なかったり、
人から求められなかったら、
イタイ状態にもなりかねない。。。
問題に対して、
「解決と創造」
これが大事だと、林先生は話されていた。
キャリアを積んでくると、
「自分ができることをやる」
で選択することもあるけど、
それとは別に、
「周りから自分に求められている事は何なのか」
という判断基準も出てくる。
「ストレングスファインダー」
で自分の強みを知ることも大事だし、
第3者からの評価も大事。
自分ができることと、人からの評価は違う
ってことに気づくこと。
テレビの中で、
欽ちゃん(萩本欽一さん)は77歳で大学生生活を送っている、と。
欽ちゃんの持論として、
「単位のためではなく自身の成長のために学ぶ」
「負ける」を経験すると癖になる
「人生は勝つか逃げるか」
「好きでもないことを好きになった人が名人になる」
素晴らしいと思った。
大人になると、自分の好きなことだけを選ぶこともできる。
嫌いなことを避けることもできる。
だからこそ、逆に、
スタジオヒグチでは
一見避けたくなるようなこと、苦手なことにもチャレンジできる
そんな場所にもしたいなぁ、と思った。
おわり。
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